ひろしまハウスは、カンボジアの貧困家庭児童へ無償で教育・給食の支援を行っています。

教育支援

ひろしまハウス教育支援

様々な事情で学校へ通うことの困難な児童に、無償で勉強を教えています。必須である国語(クメール語)・算数はもちろん、語学(英語・日本語)、その他副教科(理科・美術・体育等)、掃除や片付け、礼儀・マナー等幅広く支援しています。

教育支援の背景

1975年から1979年までの約4年間、ポル・ポト率いる「クメール・ルージュ」の過激な共産化によって大量虐殺が行われた悲しい歴史があります。多くの教員や医師・学生など知識人の命が奪われました。カンボジア政府の調査では4年間の間に約180万人ものカンボジア人が亡くなったとされていますが、正確な数字は分かっていません。

カンボジアで「最も所得の低い」と言われる層は全体の3割ほどですが、その層に国内の過半数の子どもたちが属しているという報告もあります。これらの困窮した家庭の子どもが家事や労働の手伝いをするため、学校に通っていなかったり中退していることが多いです。

初等教育の就学率は男女ともに90%以上という結果でした。しかし、入学した子どもが最終学年まで残る割合は半数にも満たないこと、中等教育への就学率も男女ともに5割未満ということからカンボジアでは途中で学校に通うことができなくなる子どもが多いことが分かります。

カンボジアでは就学率は上がってきているものの、中退率が高いことが分かりました。
なぜカンボジアでは途中で学校をやめてしまったり、通うことができなくなったりする子どもが多いです。

ひろしまハウス授業

ひろしまハウスの教育支援

基礎学力 + 語学

ひろしまハウスでは、カンボジア人として生活する上で最低限必要な、読み書き(国語/クメール語)基本的な計算(算数)に加えて、習得すると就職・所得アップに繋がりやすい、英語・日本語といった語学も教えています。

ひろしまハウス授業

さらにカンボジアの公立学校ではあまり重要視されていない副教科(理科・美術・体育等)も、外部団体の協力の元、不定期に授業を行っています。イベントやレクリエーションも充実しています。

ひろしまハウス授業 ひろしまハウス授業

国語(母国語のクメール語)

カンボジア公立中学校卒業レベルまで・クメール語授業週5時間

算数

カンボジア公立中学校卒業レベルまで・算数授業週5時間

日本語

日本語の簡単な日常会話が出来るレベルまで・日本語授業週5時間

英語

英語の簡単な日常会話が出来るレベルまで・英語授業週5時間

こども図書館

ひろしまハウスには「こども図書館」があり、現在850冊の絵本(クメール語訳付)が並んでいます。子供達は毎日楽しく読書しています。

ひろしまハウス子ども図書館 ひろしまハウス子ども図書館

スポーツ

体育の無いカンボジアで、スポーツを通した人格形成や、協調性を養います。提携先の水泳場で水泳の授業や、現地のサッカースクールと定期的なサッカー教室、サッカー選手を目指す子の本格的なクラブチーム活動、不定期に開催されるサッカー大会への参加等、さまざまな活動を行っています。

ひろしまハウスサッカーチーム

その他アクティビティ

  • ひろしまハウスでの運動会
  • 文化祭
  • 家庭科
  • 現地日系歯科医院と提携し歯科衛生授業
  • 現地日系食育実施起業と提携して食に関する授業
  • 現地日系レストランと提携して料理教室+食文化授業
  • クリスマス・正月等のパーティー

>お気軽にお問合せください。

お気軽にお問合せください。

「ひろしまハウス」の活動は、皆様の温かいご寄付と継続的にご支援いただいている会員の皆様の会費で運営されています。皆様のご支援お待ちしております。 ボランティア、インターンスタッフも随時募集しております。お気軽にお問合せください。

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